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ムスリム共生プロジェクト

ムスリム共生プロジェクト

ムスリム共生プロジェクトは、イスラームを学び、理解を深めながら、イスラームを軸に、日本における多様な人々との共生を考え、実践する研究会です。

現在、世界のイスラーム教徒(ムスリム)の数は約16億~20億人、世界の4人に一人がイスラーム教徒であり、さらに人口は増加しているため、近い将来、世界の3人に一人がイスラーム教徒という時代がやってくると言われています。また留学や就労で日本に暮らすイスラーム教徒の数も、日本に観光で訪れるイスラーム教徒の数も年々増加しています。その反面、日本におけるイスラームのイメージは必ず良いものではなく、また日本人のイスラーム教徒に対する理解も十分ではありません。本研究会では、イスラームの教えやムスリムの信仰実践などに関する文献輪読を通して理解を深めつつ、フィールドワークや共同プロジェクトを実践しながら、日本に暮らすイスラーム教徒とネットワークを築き、日本社会とイスラーム教徒をつなぎ、日本における新しい共生の形を考えます。

現在取り組んでいるプロジェクトとしては、インバウンドのムスリム観光客の受け入れ状況を調査し地方自治体に提案する観光プロジェクト、日本に暮らすインドネシア人ムスリムたちのモスクやコミュニティを調査し交流活動を行うインドネシアプロジェクト、子育てや出産をテーマに外国人ムスリムママと日本人ママが集えるイベントを開催し交流を図るMother‘s Tree Japanプロジェクトなどがあります。先学期は、全国ムスリムミーティングの開催や、万学博覧会(ORF)での発表も行いました。今学期も様々な活動を継続し、また発展させていく予定です。履修者一人一人の積極的な参加を期待しています。